「CAD/CAMシステム」
合計2台導入しました
- 通常よりも「治療期間」が短い
- 苦しい「型取り」不要
- 精度が高い被せ物・詰め物
- ブリッジ/ジルコニアにも対応
セラミックの被せ物や詰め物を利用した審美セラミック治療。あなたの「理想」とする歯の色を手に入れることができます。
しかし、一過性の美、であっては意味がありません。
継続性のある美、これが患者様の本当に求めるものだと思います。
専門家の立場から申し上げると、「一過性の美」がよく見受けられます。
白い被せ物を装着するのは、歯科医師であれば誰でもできます。しかし、「審美性と機能性、そして継続性のある美」を創造することは誰でもできることではありません。
歯科医療は科学です。
つまり、どのような治療をするのか、どのような技術を使うのか、そしてどのような状態になるのかをすべて科学的に説明できなければプロではありません。
科学的根拠をもって治療に臨んでいるか否か、それを担当医に質問してみてください。
患者様が分かるように的確に説明できるドクターのもとで治療をされることを強くお勧めします。
美には「主観的な美」と「客観的な美」があります。
主観的な美、それは「患者様自身が求める美」です。
客観的な美、それは「一般的に綺麗といわれる美」です。
患者様ご自身の治療なので、「主観的な美」だけで治療をするのも1つではあります。
しかし、患者様が治療をするのは主観的美だけでなく、客観的な美も同時に追求したいと思われているからですので、「客観的な美」に関しては、歯の専門家の私たちが担っていきます。
当院では初診のカウンセリングの他、「どのような白さがいいのか」「どのような色合いがあなたに合うのか」そして、「患者様自身がどうしたいのか」をしっかりお話しさせていただきます。
個室のカウンセリングルームがありますので、気兼ねなく何でもお話しください。
そのお話から、すべてが始まります。
治療法や素材は複数存在します。カウンセリングを通してご希望を伺い、その希望に沿った複数のご提案を致します。
その中の1つとして、「CAD/CAM技術」を利用したセレックシステムをここではご紹介します。
セレックスステムはこれまで人の手で作業していた工程をCAD/CAM技術を利用し、機械で被せ物等を作り上げるシステムです。次のような特徴があります。
従来の治療法では、セラミックの被せ物を作る際、3~4回程来院していただく必要がありました。しかしセレックシステムを使うことで、最短でその日のうちにセラミックの詰め物・被せ物を作製することが可能になりました。
これはセレックシステムだけの特徴ではないのですが、変色しない「セラミック」という素材を利用しますので、ホワイトニングのように時間の経過とともに色が戻ってくることはありません。また、歯の白さをいくつかのパターンから選択していただけます。
皆さんも経験があると思いますが、詰め物・被せ物を製作する際、お口の型を採ります。人によってはこの型取りがつらく感じてしまうこともあります。しかし、セレックシステムでは3D光学カメラでお口の中をスキャンするだけで従来の型取りと同じことができるため、患者様の負担は一切なくなりました。嘔吐反射の強い方から特に喜ばれています。
従来のCAD/CAMシステムでは「ブリッジ」の製作ができませんでしたが、当院が導入したCAD/CAMシステムではブリッジの製作もできるようになりました。
そのため。歯を失った方でも従来法と比べ短期間で歯が入れられるようになりました。
また、高強度・高靱性のセラミックとして注目を集めている素材「ジルコニア」はこれまでも利用はできたのですが、歯が完成するまでに数日要していました。
しかし、スピードファイアという機器を導入することで最短10分で製作できるようになりましたので、最短1日でお口にセットすることができます。
歯を綺麗にする審美セラミック治療は「美しさ」ばかり焦点を当てられていますが、治療方法によっては、お口の健康が害されることもあります。そして、獲得した「美しさ」が短期的に損なわれてしまうこともあります。
そのようなことが生じないよう、当院で行っている取り組みをご紹介します。
詰め物・被せ物は、様々な種類、そして特徴があります。
当院では身体に優しい素材を厳選して患者様にご提案しています。
素材の一部をご紹介します。
ジルコニアは、「人工ダイヤモンド」とも呼ばれ、耐久性と審美性を兼ね備えた素材になります。金属は利用していませんので金属アレルギーの心配もありません。
オールセラミックは天然歯のような色合い、そして強度を持ちます。金属を一切使用していないので、体に非常に優しい素材です。ジルコニアと比べ耐久度は若干落ちます。
当院では、すぐに詰め物・被せ物の治療に入ることはしていません。
まずはお口の中を診査診断し、問題がある部分を治療してから審美的な治療に入っていきます。患者様からすると、「そのような治療はいいから、審美的な治療を優先させて」と感じるかもしれません。
そのお気持ち、わかります。
しかし、まずは初期治療を行ってからです。
理由は、初期治療をしっかり行わないと、中長期的に治療した歯に問題が生じてしまうためです。
簡単な例でご説明します。
家を建てる際、土台となる基礎工事にしっかりと時間をかけると思います。
その後に上物の建設が始まります。
歯科治療も同じです、土台となる部分が「初期治療」であり、上物の建築物が「被せ物等」になります。土台に問題がある場合(歯科治療ではむし歯や歯周病)、徐々に土台が侵食され、最終的には上物が外れてしまいます。
もちろん、初期治療をせずに、最初から審美的な治療を行い、短期的な歯の美しさは獲得できます。
それでいいのですか?
再治療になった場合、治療費、そして治療期間がまた必要になります。
そしてなにより、ケースによっては治療した歯を抜歯せざる得なくなることもあるのです。
そうなってしまうと再治療ではなく、インプラントや入れ歯、ブリッジ等の新しい治療の始まりになってしまいます。
当院では、その場限りの美ではなく、安定的な美を追求している歯科医院です。
この考えに共感していただける方、是非お問い合わせ下さい。
美を損ねる原因は、むし歯や歯周病です。
そこで当院ではこのむし歯・歯周病をコントロールするためのシステムを導入しています。
CAMBRAといいます。
CAMBRAは専用の質問票を用いて、あなたの「むし歯を起こす力」と「むし歯を防ぐ力」のバランスを評価し、むし歯になりにくい状態を保つにはどうしたらいいかを教えてくれるツールです。
CAMBRAは全米65の歯科大学のうち40校で採用され、国際的な普及を目指す動きも活発になっています。日本ではまだ普及は進んでいませんが、徐々にこのシステムが導入されるようになってくると思います。
詳細は歯のメンテナンスをご参照ください。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。