審美セラミック治療|群馬県太田市
2021年07月24日
こんにちは、歯科医師の熊澤です。
夏に入り、群馬県はかなり熱くなってきましたね。
本日は審美セラミック治療、いわゆる白い詰め物についてお話しようと思います。
みなさんは審美セラミック治療についてどんなイメージを持っていますか?
見た目が良い?虫歯になりにくい?様々だと思います。
セラミック治療はセラミックス(陶材)のブロックを接着剤(むし歯治療で使用されるプラスチックに似たもの)を使用してつけることを指します。
セラミックスは陶材を使用しているので、金属やプラスチックと比較して
・汚れが付きにくい
・変色しにくい
・膨張、収縮が少ない
・使用する接着剤が溶けない
等の利点が挙げられ、これらが見た目が良い、虫歯になりにくいと言われる理由です。
金属の詰め物は5年間で60%程度しか持たないとの研究があります。
その原因は金属の膨張収縮や接着剤の溶出により歯と金属の隙間が生じるためです。
再治療の際は虫歯を削るため、ご自身の歯が少なくなってしまいます。
一方でセラミックの詰め物は5年間で90%以上持つという研究があります。
残りの10%の原因はセラミックの破折がほとんどです。
もしセラミックが割れ、再治療になったとしても今よりも大きく削ることはありません。
みなさんは虫歯になったとき、どういった気持ちを持って治療しますか?
少なからずもう虫歯になりたくないと思っているはずです。
今後セラミック治療を検討している方、詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら
お気軽にご相談ください。