2020年07月17日
こんにちは、歯科医師の鈴木です。
コロナ感染者が増えてきて生活は息苦しく、身の心もすり減ってきますね、、、しかしこんな時こそ気持ちはしっかり持って下を向かずに日々過ごして行きましょう!病は気から!気持ちが大切です!!
さて、本日は当院が行なっている
『セカンドコンサル』
についてお話します。
以前も一度お話しましたが、コンサルとは、当院と患者様の間で行われる意見交換のようなものです。当院からは、当院の行なっている取り組みや治療法の説明などの情報提供を行い、患者様からはどこが痛いのか?何に悩んでいるのか?不安はあるか?などをお聞きしていきます。
セカンドコンサル?ってことはファーストコンサルは何?と思う方もいるかと思います。
ファーストコンサルは、初診時に行うコンサル(問診)のことです。
ここでは、当院の取り組みの説明や患者様の主訴(一番気になっているところ)、全身状態の確認などをメインに行っています。
こちらは当院に初めていらっしゃった方や1年以上期間が空いた方が対象となります。
では、セカンドコンサルとは何か。
セカンドコンサルは、お口の中に治療しなくてはいけない部分が多い方、治療するかどうか迷う方、矯正やインプラントなどの治療が必要な方などを対象に行うコンサルで、簡単に言うと、これからお口の中をどうしていきたいか?の相談を行います。
・治療が必要な部位の確認
・親知らず抜歯する?そのままにする?
・歯が抜けたままのところはどうする?
・銀歯を白くしたい?
・歯並び気になっていますか?
・費用の相談
・治療期間の相談
などなど、お口の中の問題点について、しっかりと時間をとって患者様にとって一番良いと思われる治療方法を一緒に考えていきます。
セカンドコンサルは、専門のスタッフも担当させていただきますので、普段なかなか先生には言えないような悩みや希望があれば遠慮なくご相談ください。
お口の中はその人ごとに様々で、またその人の生活や仕事、価値観、時間的背景、費用的背景などによって考えて方もたくさんあります。
何が一番良い治療なのかを一緒に探していきましょう。
2020年07月13日
こんにちは、歯科医師の嶋崎です。
雨の多い季節になってきましたね。
突然の雨に、対応できるように天気予報の確認は毎朝行うようにしましょう。
以前、私がマウスピース矯正をしているお話をさせていただいたことをおぼえていますでしょうか。
時間が経つのは早いもので、私がマウスピース矯正を始めて、1年近くが経ちました。
今のところ、トラブルなくマウスピース矯正生活を送ることができています。
そこで、今回はマウスピース矯正生活を送るうえで、私が気を付けていることを話させていただきます。
① 食事時間以外はマウスピースをつける
外食時や旅行の際は、外している時間が長くなることが多いのですが、食後にはすぐ装着するように心がけています。
ときには、歯磨きができない場面もありますよね。歯磨きができていないのでマウスピースを装着しないかたもいるかもしれません。
しかし、マウスピースを外している時間が長いと、歯はすぐに元の位置に戻ろうとしてしまいます。なので、わたしは、多少の気持ち悪さを実感しつつ、そのまま装着し、歯磨きができるときに、徹底的に磨いています(マウスピースにも汚れがついているので洗浄を行います)。
② マウスピースを付けた際にはチューイを噛む
マウスピースを装着する際には、ある程度装着後にチューイというゴムを噛んでしっかり装着を行います。
この操作を行うか、行わないかで大きく矯正治療の結果に差が出てしまいます。
チューイを噛まないで、マウスピースを入れた場合、自分では装着できていると思っていても、多少浮いていることがあります。このまま装着を続けていても、適切な力がはに加わらず、予定していた位置に歯が動かず、次回以降のマウスピースが合わなくなることがあります。
③ マウスピースをつけている間は水を飲む
マウスピースを装着しているときに、お茶、コーヒーを飲むとマウスピースに色がついてしまいます。また、ジュースなどの砂糖が含まれているものを飲むと、歯とマウスピースの間に砂糖が入り込み、むし歯になりやすくなってしまいます。
飲食はマウスピースを外した際に思う存分に楽しむようにしましょう。
今回は3つほど、気を付けていることをお話しさせていただきました。
そのほかにもいくつかありますが、また今度お話をさせていただきたいと思います。
マウスピース矯正に少しでも興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
2020年07月3日
こんにちは、歯科医師の今野です。
今日は「痛くないむし歯」についてお話します。
私たちが患者さんに治療予定のむし歯についてお話しするとき、患者さんが分かりやすいように治療部位の写真を撮ってお見せするのですが、お見せしたときに
「そんなことになっていたなんて」
「痛くないから、むし歯じゃないと思ってた…」
とおっしゃる方がよくいらっしゃいます。
また、
「2週間前までむし歯が痛かったが、放っておいたら治った」
とおっしゃる方もいらっしゃいますが、痛みが引いたからといって、むし歯自体が治ったわけではありません。
では、むし歯で痛みの出ない場合とはどのような状況なのでしょうか。
むし歯で痛みのない場合
1、 むし歯が小さいとき(初期むし歯)
むし歯がまだ小さくてエナメル質、という歯の表層部分にとどまっている場合はまだ痛みが出ません。この段階ならまだ、予防管理を行うことで削らずに済む場合があります。
2、 むし歯が神経近くまで進んでいるが痛みがないとき
むし歯が神経の近くまで進んでいて痛みのない場合は、むし歯がゆっくり進行している時です。むし歯がゆっくり進むにつれて神経を保護するように歯の内側に硬い組織(第三象牙質)が作られるので、痛みのないまま進行します。
放っておくと、気づかぬうちにむし歯が神経に達し、神経をとる処置が必要になりますので、早期の治療が必要です。
3、 神経が死んでしまっているとき
むし歯が神経のお部屋まで到達しているのに痛みのない場合、歯の神経が死んでしまっている可能性があります。
一度痛みが出たのに治った、と思っている場合はこれが該当する可能性があります。ここまでむし歯が進んでしまっていると、歯の根の先に膿がたまっていることが多く、そこから歯の埋まっている骨が溶かされて歯が揺れてきたり抜歯になってしまうこともあるので、痛くなくても早めの受診が必要です。
削られた歯、抜けてしまった歯は、人工物で補うことはできても自分自身の歯を再生することは現段階ではできません。
ご自身の大切な歯を守るためには、痛みがなくても定期的に歯科医院を受診し、予防管理を行うことが大切です。