2021年02月6日
こんにちは、歯科医師の鈴木です。
今日は「インプラント」について説明していこうと思います。
最近ではインプラントという言葉をみなさんもよく耳にしているかもしれませんが、実際にどういうものなのかを詳しく知らない方も多いかもしれません。時々入れ歯や差し歯のことをインプラントだと勘違いされて来院される方もいらっしゃいます。
そこで本日はインプラントについて簡単にご説明します。
インプラントとは、簡単に言うと、ご自身の歯を抜歯しなくてはいけなくなってしまった場合に、抜歯した後に同じ位置に人工的な歯を手術で埋め込む治療法のことをいいます。
インプラント=手術=怖い
と思われる方も多いかもしれません。
しかし実際は簡単な場合には手術も30分程度で終わります。
そして麻酔も全身麻酔ではなく、むし歯治療や抜歯をする時に使用するものと同じ局所麻酔(部分麻酔)で行います。
痛いんじゃないの?という質問もよく受けますが、基本的には抜歯の際と同じ程度の痛みが出るくらいで、みなさんが想像しているよりも痛みが出ることは少ないかもしれません。
歯を失ってしまった場合にブリッジや義歯などの治療法もありますが、隣の歯を大きく削るなど、残っている他の歯を傷つけて寿命を縮めてしまうのに対し、インプラントであれば他の歯には手をつける必要はありません。
ただし、インプラントは骨がしっかりしているかどうか、全身疾患(糖尿病や高血圧など)の有無など事前の検査が必要です。
当院ではインプラントの相談やインプラントが可能かどうかの相談などの無料相談もお受けしておりますので、気になる方は一度ご相談ください。
2021年01月16日
あけましておめでとうございます。
歯科医師の伊藤です。
感染症の流行で大変な一年のスタートになりましたが、対策を行いながら2021年も良い一年にできるようにお互いに頑張っていきましょう。
今年も宜しくお願いします。
今回もマウスピース矯正インビザラインのお話です。
以前のブログでもインビザライン矯正を行う歯科医院は年間症例数によりランク分けされていることをお話させて頂きましたが、2020年の年間実績を認められ、群馬県内でも数名のインビザラインプラチナエリートドクターと呼ばれる上位ランクの盾を頂くことができました。
2020年もより多くの患者さんに綺麗な歯並びになって喜んで頂けるよう、医院一同取り組んでいきますので宜しくお願い致します。
歯並びが気になる、ワイヤーが嫌、値段が高くて手が出せなかった、どう始めたら良いのか分からない、などの悩みを抱えている方もいると思います。
当院では無料矯正相談を行なっていますので、お話だけでも聞いてみたい方は是非ご相談下さい。
お待ちしております。
今回はインビザラインのランクのお話でしたが、歯科医院選びの一つの基準になると思うので参考にして頂ければ幸いです。
2020年10月31日
こんにちは、歯科医師の鈴木です。
本日は親知らずについてお話します。
「親知らずって抜いた方がいいの?」
という質問を患者さんからよく受けます。
親知らずの抜歯は歯医者さんによっても意見が分かれるところも少しありますが、私の考えとしては、親知らずを残しておくことによるメリットはほとんどありませんが、デメリットは多いかと思います。
具体的なデメリットとしては、
・親知らずはむし歯になりやすい
・親知らずだけではなく、その手前の歯まで一緒にむし歯になることが多い
・急に腫れることがある(ひどい場合は顔が変わるくらい腫れます)
・矯正治療を行う場合は、邪魔なのであらかじめ抜歯する必要があることもある
などが挙げられます。
親知らずの向きや埋まっている場合は深さなどによって抜歯の大変さは異なり、口腔外科のある大型の病院へ紹介させていただくこともめずらしくありません。
先日放送していたテレビ番組では、飛行機に乗って海外旅行に行った際に気圧の変化によって親知らずが腫れ、海外の歯科医院へ受診できずに放って置いたら、命の危険にまで発展してしまった人の話が放送されていました。
こんなことは滅多にないかと思いますが、大事な仕事や受験、結婚式などなど、親知らずはいつどこで急に痛くなったり腫れたりするか分かりません。
早く抜いておけばよかった〜とならないように、抜歯すべきか迷っている方は、まずは一度歯科医院へ相談してみてはいかがでしょうか。
2020年10月22日
こんにちは、歯科医師の鈴木です。
本日は当院の診療室についてご紹介したいと思います。
現在、尾島DCではユニット(診療台)が全部で21台あるのですが、全てのユニットが個室または半個室になっています。
特に歯周病治療やメインテナンスを行う際は、みなさんにできる限り落ち着いた空間で処置を受けていただけるように基本的には個室のユニットへご案内させていただいております。
いつも通ってくださっている方はご存知の方が多いかもしれませんが、尾島DCの個室はすべての部屋にテーマを設けており、壁紙や置かれている物を変えています。
具体的には、
「海」「白樺」「チリ」「桜」「ムーミン」「地中海」「パンダ」「ラベンダー」「ログ」「ニューヨーク」
というテーマに沿った個性豊かな個室が10部屋あります。
この中に入ったことのある部屋はありますか?
まだ入ったことのない部屋も多いと思いますので、10部屋全てを体験できるようにこれからも治療やメインテナンスにお越しくださる際の楽しみの一つにしていただければと思います!
もしお気に入りの部屋や入ってみたい部屋がありましたらスタッフまでお声がけください!
2020年09月21日
こんにちは、歯科医師の嶋崎です。
猛暑日が続いていますね。
熱中症にならないように、適宜水分補給や日の当たらないところで休憩するようにしましょう。
さて、本日は当院で行っている光学印象についてお話させていただきたいと思います。
光学印象ってなんだ?と思われた方もいるかもしれませんね。
光学印象とは、歯科医師が形作った歯の形や隣の歯の情報をレーザーなどの光で、お口の中でスキャンし、直接型取りを行う方法です。
型取り後は、コンピューター上でデータ化を行い、詰め物やかぶせ物のデザインを決めていきます。
従来の型取り(粘土のような材料で行う型取り)は粉と水を混ぜて行うため、水の量や型取り後に模型にするまでの間に水分が抜けるなどのエラーが出やすく、お口の中の歯の形と少しずつズレが生じる可能性が高くなります。
それに比べて、光学印象では、撮影した情報をそのままコンピューター上で模型が作られるので、お口の中の歯の形とズレが生じることがありません。
その模型で、詰め物やかぶせ物が作製されるため、歯にぴったり合ったものが出来上がります。
現在、当院では、詰め物、被せものおよび矯正治療の型取りの際に、光学印象を用いています。
型取りが苦手な方でも安心して型取りを行うことができますので、心配しないでくださいね。
なにか気になることがありましたらいつでもご気軽にご相談ください。
2020年09月3日
こんにちは、歯科医師伊藤です。
当院ではインビザライン矯正という世界的にもシェアNo1のマウスピース矯正治療を行なっております。
マウスピース矯正治療は他の矯正治療と比べて何がメリットなの?という方も多いと思いますので、今回はそのお話をさせて頂きます。
マウスピース矯正治療のメリットは大きく分けると、
①目立たなくて、磨きやすい
②治療期間が短い
③治療中の来院回数が少ない
以上の3つです。
まず分かりやすいのが①の目立たなくて磨きやすいことです。
金属を使わず、自分で取り外す透明な素材なので目立たなくて磨きやすく虫歯にもなりにくいです。
②の治療期間が短い点について。
マウスピース矯正は最初からゴールまでの期間が分かるためいつ終わるのかが最初から明確に分かります。
さらにその期間が短いこともメリットです。
早いと4か月、長くても1年半ほどで終わる場合がほとんどです。
③の来院回数が少ない点について。
マウスピース矯正治療は治療が始まってしまえばご自宅で自分でマウスピースを交換していける場合も多いので歯科医院への来院回数が少なくてすみます。
来院回数が少ないことで調整料金を抑えることもできます。
以上のように、メリットも多いインビザライン矯正についてお話を聞きたい方がいらっしゃいましたら、無料相談を行っていますので、ぜひご来院下さい。
2020年08月24日
こんにちは、歯科医師の伊藤です。
コロナウィルス感染拡大の影響でテレワークやオンラインでの会議やセミナーが定着してきています。
歯科業界も同じく、セミナーや業者の方々とのやりとりはオンラインで行う機会がとても増えました。
最初はオンラインでのやりとりに戸惑いも感じましたが、慣れてくると良い点もたくさんみえてきます。
オンラインのメリットは何より遠隔で繋がれるという点です。
群馬と東京もすぐ繋ぐことができ、今まで1時間以上かけていた移動時間がゼロになります。
オンラインでのやりとりが益々定着してきたら人の動きはかなり少なくなってくるのではないでしょうか。
尾島デンタルクリニックでは、患者さんとの相談もオンラインでできるようにシステムを整えていきたいと考えております。
遠方から来院したいけど移動が大変だったり、時間に制限がある方などがオンラインでご自宅で相談できるようになると患者さんの負担も軽減できるのではないかと考えております。
通って頂ける患者さんにより通いやすい歯科医院になれるよう取り組んで参りますので今後ともよろしくお願い致します。
2020年07月17日
こんにちは、歯科医師の鈴木です。
コロナ感染者が増えてきて生活は息苦しく、身の心もすり減ってきますね、、、しかしこんな時こそ気持ちはしっかり持って下を向かずに日々過ごして行きましょう!病は気から!気持ちが大切です!!
さて、本日は当院が行なっている
『セカンドコンサル』
についてお話します。
以前も一度お話しましたが、コンサルとは、当院と患者様の間で行われる意見交換のようなものです。当院からは、当院の行なっている取り組みや治療法の説明などの情報提供を行い、患者様からはどこが痛いのか?何に悩んでいるのか?不安はあるか?などをお聞きしていきます。
セカンドコンサル?ってことはファーストコンサルは何?と思う方もいるかと思います。
ファーストコンサルは、初診時に行うコンサル(問診)のことです。
ここでは、当院の取り組みの説明や患者様の主訴(一番気になっているところ)、全身状態の確認などをメインに行っています。
こちらは当院に初めていらっしゃった方や1年以上期間が空いた方が対象となります。
では、セカンドコンサルとは何か。
セカンドコンサルは、お口の中に治療しなくてはいけない部分が多い方、治療するかどうか迷う方、矯正やインプラントなどの治療が必要な方などを対象に行うコンサルで、簡単に言うと、これからお口の中をどうしていきたいか?の相談を行います。
・治療が必要な部位の確認
・親知らず抜歯する?そのままにする?
・歯が抜けたままのところはどうする?
・銀歯を白くしたい?
・歯並び気になっていますか?
・費用の相談
・治療期間の相談
などなど、お口の中の問題点について、しっかりと時間をとって患者様にとって一番良いと思われる治療方法を一緒に考えていきます。
セカンドコンサルは、専門のスタッフも担当させていただきますので、普段なかなか先生には言えないような悩みや希望があれば遠慮なくご相談ください。
お口の中はその人ごとに様々で、またその人の生活や仕事、価値観、時間的背景、費用的背景などによって考えて方もたくさんあります。
何が一番良い治療なのかを一緒に探していきましょう。
2020年07月13日
こんにちは、歯科医師の嶋崎です。
雨の多い季節になってきましたね。
突然の雨に、対応できるように天気予報の確認は毎朝行うようにしましょう。
以前、私がマウスピース矯正をしているお話をさせていただいたことをおぼえていますでしょうか。
時間が経つのは早いもので、私がマウスピース矯正を始めて、1年近くが経ちました。
今のところ、トラブルなくマウスピース矯正生活を送ることができています。
そこで、今回はマウスピース矯正生活を送るうえで、私が気を付けていることを話させていただきます。
① 食事時間以外はマウスピースをつける
外食時や旅行の際は、外している時間が長くなることが多いのですが、食後にはすぐ装着するように心がけています。
ときには、歯磨きができない場面もありますよね。歯磨きができていないのでマウスピースを装着しないかたもいるかもしれません。
しかし、マウスピースを外している時間が長いと、歯はすぐに元の位置に戻ろうとしてしまいます。なので、わたしは、多少の気持ち悪さを実感しつつ、そのまま装着し、歯磨きができるときに、徹底的に磨いています(マウスピースにも汚れがついているので洗浄を行います)。
② マウスピースを付けた際にはチューイを噛む
マウスピースを装着する際には、ある程度装着後にチューイというゴムを噛んでしっかり装着を行います。
この操作を行うか、行わないかで大きく矯正治療の結果に差が出てしまいます。
チューイを噛まないで、マウスピースを入れた場合、自分では装着できていると思っていても、多少浮いていることがあります。このまま装着を続けていても、適切な力がはに加わらず、予定していた位置に歯が動かず、次回以降のマウスピースが合わなくなることがあります。
③ マウスピースをつけている間は水を飲む
マウスピースを装着しているときに、お茶、コーヒーを飲むとマウスピースに色がついてしまいます。また、ジュースなどの砂糖が含まれているものを飲むと、歯とマウスピースの間に砂糖が入り込み、むし歯になりやすくなってしまいます。
飲食はマウスピースを外した際に思う存分に楽しむようにしましょう。
今回は3つほど、気を付けていることをお話しさせていただきました。
そのほかにもいくつかありますが、また今度お話をさせていただきたいと思います。
マウスピース矯正に少しでも興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
2020年07月3日
こんにちは、歯科医師の今野です。
今日は「痛くないむし歯」についてお話します。
私たちが患者さんに治療予定のむし歯についてお話しするとき、患者さんが分かりやすいように治療部位の写真を撮ってお見せするのですが、お見せしたときに
「そんなことになっていたなんて」
「痛くないから、むし歯じゃないと思ってた…」
とおっしゃる方がよくいらっしゃいます。
また、
「2週間前までむし歯が痛かったが、放っておいたら治った」
とおっしゃる方もいらっしゃいますが、痛みが引いたからといって、むし歯自体が治ったわけではありません。
では、むし歯で痛みの出ない場合とはどのような状況なのでしょうか。
むし歯で痛みのない場合
1、 むし歯が小さいとき(初期むし歯)
むし歯がまだ小さくてエナメル質、という歯の表層部分にとどまっている場合はまだ痛みが出ません。この段階ならまだ、予防管理を行うことで削らずに済む場合があります。
2、 むし歯が神経近くまで進んでいるが痛みがないとき
むし歯が神経の近くまで進んでいて痛みのない場合は、むし歯がゆっくり進行している時です。むし歯がゆっくり進むにつれて神経を保護するように歯の内側に硬い組織(第三象牙質)が作られるので、痛みのないまま進行します。
放っておくと、気づかぬうちにむし歯が神経に達し、神経をとる処置が必要になりますので、早期の治療が必要です。
3、 神経が死んでしまっているとき
むし歯が神経のお部屋まで到達しているのに痛みのない場合、歯の神経が死んでしまっている可能性があります。
一度痛みが出たのに治った、と思っている場合はこれが該当する可能性があります。ここまでむし歯が進んでしまっていると、歯の根の先に膿がたまっていることが多く、そこから歯の埋まっている骨が溶かされて歯が揺れてきたり抜歯になってしまうこともあるので、痛くなくても早めの受診が必要です。
削られた歯、抜けてしまった歯は、人工物で補うことはできても自分自身の歯を再生することは現段階ではできません。
ご自身の大切な歯を守るためには、痛みがなくても定期的に歯科医院を受診し、予防管理を行うことが大切です。