2021年11月8日
こんにちは、歯科医師の鈴木です。
今回はセミナーの受講についてお話ししたいと思います。
セミナーとは研修会や勉強会のことで、尾島デンタルクリニックの歯科医師やスタッフは新しい知識の習得や技術の研鑽のために日頃からさまざまなセミナーを受講しています。
僕自身も多くのセミナーを受講しており、最近では診療が終わってから夜の20:00〜23:00までzoomを利用したオンラインセミナーを毎週受講しています。
コロナウイルス流行後は、このzoomでのセミナー受講が増えてきています。
僕だけでなく他の歯科医師やスタッフも平日や休日問わずたくさんのセミナーを受講しており、セミナーを受講している数で言うとおそらく日本一の歯科医院ではないかと思っています。
セミナーを受講することで、最新の歯科医療の知識を学ぶ、すでに行なっている治療のレベルをさらに上げる、有名な先生の話を聞き同じ方法を取り入れるなど、歯科治療のレベルアップを目指しています。
歯科業界は変化が多い業界なのですが、なかなか変化出来ずに何年間も昔のままの治療を行なっている歯科医院も多くあります。
尾島デンタルクリニックでは、セミナーの受講を通して学んだことをすぐに取り入れることが多いため、最新の治療や機材をどんどん導入しています。
セラミックを作成するCERECや、インビザラインの型取りを行うiTeroなども複数台導入済みです。
通ってくださっている患者さんのお口の健康を守っていくために、新しい知識の取得や技術の向上は僕たちの責任だと思って日々頑張っていますので、これからもたくさんセミナーを受講して、みなさんのお口の健康へとつなげていきたいと思います。
2021年08月10日
こんにちは、歯科医師伊藤です。
今回は私達歯科医師が受けるセミナーのお話です。
皆様の中にも社会人になってからも勉強したり、セミナーを受ける機会がある方もたくさんいらっしゃると思います。
私達歯科医師も同じで、大学で学べること以外にも学ばなければいけないことはたくさんあります。
むしろ社会人になってからの方がセミナーや勉強する機会が増えるのも、学ぶべきことが多いからだと思います。
歯科医師のセミナーの中にはただ講義を受講するだけでなく、オンラインで治療の相談をしたり、お互いが悩んでいることを相談し合えるようなも相談会もあり、大変勉強になります。
最近は新型コロナウィルスの影響もあり、オンラインセミナーがメインですが、当院の歯科医師は、全員が積極的にセミナーに参加して日々研鑽を積んでおります。
私も月に数回全国の歯科医師達とオンラインで繋がりセミナーに参加しています。
今までは東京まで出張してセミナーに参加することが多かったですが、オンラインになったことで時間が有効に使えるなどのメリットもあり、効率的に学べることは良い点だと思います。
来院して下さる患者さんにより良い治療を行えるよういつまでも勉強することは歯科医師には大切なことだと思うので、医院全体で今後も取り組んでいきたいと思います。
当院ではその方に合わせて最善の治療が行えるように準備しておりますので、お困りごとがありましたら是非ご相談下さい。
2021年04月8日
こんにちは、歯科医師の今野です。
春になりました。
4月は新しい仲間が増えたり、学年が上がったり、新しい環境になったりと、新鮮な気持ちになるので、わたしの大好きな季節です。
普段こちらのブログでは、患者さん向けに歯科知識について書くことが多いのですが、今日は進路に悩んでいる若者に向けて歯科という仕事の素晴らしさについてお話しさせてください。
わたしは両親が歯科医師でしたので、幼少期から歯科という仕事がとても身近に感じられました。
家の近所を歩いていると、見知らぬ女性から
「あら、歯医者さんの娘さん。いつもお母さんにはお世話になっているわ」
「お母さんに治してもらって、なんでも食べられるようになったのよ」
と笑顔で声を掛けられることもあり、子供ながらにとても誇らしかったのを覚えています。
私たちの仕事は、ただ「むし歯による痛みを取り除くこと」だけではありません。
食事すること、お話しすること、呼吸すること
そんなお口の機能を整えることでみなさんが健康で文化的な素敵な生活を送るためのお手伝いをすることだと思っています。
「お前のお母さんはすごいな、むし歯がなくなったら仕事がなくなってしまうのに、むし歯をなくす仕事をしているんだから」
と言われたことがあります。
言われた当時はきょとんとしてしまいました。
今は、そうではない、と言えます。
歯科医師の仕事はそれだけではない、むしろむし歯なんてなくなってしまえ、と思っています。
あまり知られていませんが、むし歯治療や歯周病治療だけでなく、機能の治療も私たちの仕事です。
たとえば年齢を重ねて、歯がなくなってしまい、形態的問題で食事がしにくくなってしまったり、唾液が出にくくなったり、飲み込むのに必要な筋力低下によりむせやすくなってしまった方はだんだん食べられるものが減ってきて、身体が弱ってしまいます。
そのような方には食べたり飲んだりといった機能のリハビリテーションが必要です。
また、幼少期からしっかり噛んだり飲み込んだりする機能が育っていないと高齢になったときに食事できなくなってしまうリスクが高まりますので、幼少期からしっかりした機能を育ててあげることが大切です。
子供たちの「なりたい職業ランキング」上位に歯科医師や歯科衛生士などの歯科関係の職種が入っているのを日本では見たことがありません。
一方、アメリカでは常に上位に入っています。
少子高齢社会の今だからこそ、日本においても歯科の大切さがみなさんに浸透して、たくさんの若者に歯科界を目指してほしいと願っています。
ぜひ歯科医院でわたしたちと一緒に患者様のQOLを高めるお仕事に励んでいきましょう。