2020年06月18日
     	こんにちは、歯科医師伊藤です。
 
全国的な新型コロナウィルスの感染拡大も落ち着いてきましたが、以前より歯科医院でも感染予防対策に力を入れております。
 
当院では感染拡大前から院内感染予防のため、消毒滅菌の取り組みに力を入れてきました。
日頃から消毒滅菌に関するミーティングを開き、院内システムの改良を繰り返して来ました。
 
今回のコロナウィルスの感染拡大を受け、より一層感染予防の意識を高め、スタッフ一丸となって安全な歯科医院を運営できるよう日々取り組んでおります。
 
器具の個別滅菌はもちろんのこと、一人一人使い捨てできるディスポーザブル器具の使用、診療台の毎回清掃、全スタッフのマスク、フェイスシールドの常時着用、スタッフの手指消毒、換気、清潔域不潔域の分離など様々な対策を実施しています。
 
安全な歯科医院を目指し、皆様に安心して通院して頂けるようこれからも全力を尽くして行きたいと考えております。
 
今私達に出来ることは、院内でできる感染予防をしっかりと行っていくことと適切な歯科治療を提供することです。
 
皆様にもご協力頂き、治療前の問診票やマスクの着用、待合室の制限などをお願いしているのも対策の一つです。
 
お手数おかけしますが、ご協力頂けると幸いです。
    
      
		
	  	2020年05月30日
     	こんにちは、歯科医師の鈴木です。
 
新型ウイルスで自粛される中、在宅勤務や遠隔など、ネットを使った取り組みが増えてきていますね。
 
歯科では、なかなか難しい部分もありますが、本日は僕がここ最近取り組んでいることについてご紹介します。
 
①Zoom ミーティング
 
今世界中でこのZoomが活用されているので、知っている方も多いと思いますが、当院のミーティングでも採用しています。
 
当院は日本中の歯科医院の中でもミーティングの数はとても多い方だと思います。
 
会議やミーティングは、新型ウイルス対策の3密に該当してしまう為、ミーティングも自粛していましたが、当院でもZoomでのミーティングを採用してミーティングを行うこととしました。
 
最初は慣れませんでしたが、回数を重ねるうちにだんだん違和感がなくなってきています。
 
②Zoom 懇親会
 
当院のドクターはとても仲が良く、月に1度ドクター全員で懇親会として会食を行なっています。(実際には月1回ではなくもっと頻繁に会食してますが。)
 
懇親会についても自粛を続けていましたが、新しいドクターも増えたこともあり、先日Zoomを使用してドクター12名でZoom懇親会を開催しました!
 
各自が自宅にいることもあり、普段とは違った雰囲気で、みんなの新しい一面が見えた気がします。笑
 
③セミナーのオンライン受講
 
尾島デンタルクリニックのドクター・スタッフは、セミナーや勉強会への受講がとても積極的です。
 
私自身も、セミナーがない月の方がめずらしいくらいで、毎週のように日曜日は東京でセミナーを受けている時期もあります。
 
セミナーについても各社自粛されているため、今は参加できませんが、有難いことにネット上でオンラインで受講ができるものがあります。
 
私も、家から出れず自宅で過ごしていることが多いため、休日はネット上で閲覧できるセミナーで勉強させてもらっています。
 
これら以外にもいろいろ取り組んでいることはありますが、こうしてみると、新型ウイルスが過ぎ去ったあともこのZoomなどは非常に活用できそうだなと新たな発見でした。
 
みなさまにとっても辛い時期かと思いますが、その中にも普段気付けなかった新しい発見や喜びもあると思いますので、そういったことを励みに、この辛い時期を日本中、世界中で協力して乗り越えていければと思います。
    
      
		
	  	2020年05月15日
     	こんにちは、歯科医師の鈴木です。
 
 
新型ウイルスによる自粛生活の中みなさんいかがお過ごしでしょうか。
 
早く外で思いっきり楽しめる日々を取り戻したいですね!!
 
 
さて、本日はそんな新型ウイルスに負けないくらい本当は怖い
 
『誤嚥性肺炎』
 
についてお話しします。
 
 
誤嚥とは、食べ物や唾液などが、本来は食道を通って胃へと入っていくところを、誤って食道ではなく気道に入ってしまうことを指します。
 
 
そして、その誤嚥により、バイ菌や雑菌などが肺へ入ってしまい引き起こしてしまう病気を誤嚥性肺炎と呼んでいます。
 
 
肺炎は日本人の死亡原因のトップ3に入ることは有名ですが、80歳以上の高齢者が引き起こす肺炎の約9割以上はこの誤嚥性肺炎だと言われています。
 
 
その理由としては、高齢者は嚥下機能(飲み込み)が低下し、誤嚥の確率が上がってしまうこと、そして免疫力の低下によって誤嚥した場合にそのまま誤嚥性肺炎を罹患してしまう可能性が非常に高いことが挙げられます。
 
 
では、どうしたら予防できるのか。
 
 
嚥下機能の低下による誤嚥については、訪問歯科などで嚥下機能の評価や訓練を行い、またその人の嚥下機能の状態に合わせた適切な食形態(通常食、刻み、ペーストなど)で食事を行うことが大切です。
 
 
免疫力の低下については、お口の中を日頃から清潔に保つことが何より大切です。お口の中が清潔に保たれていれば、万が一誤嚥をしてしまった場合でも、肺へ感染する可能性も低くなります。
 
 
ご自身で歯磨きや口腔ケアができない高齢の方の場合は、介助されている方がしっかりと毎日口腔ケアを行うことがとても大切です。
 
 
正しい食形態?
 
嚥下機能の評価?
 
口腔ケアの介助?
 
 
など、お口の中をキレイにした方がいいのは分かっているけど、具体的にどうしたら良いか分からない方も多くいらっしゃると思います。
 
尾島デンタルクリニックでは、こういった食形態の相談や口腔ケアのやり方の指導、歯科衛生士によるプロの口腔ケアを行なっています。
 
 
新型ウイルスで命の危険を感じて過ごす中、お口の中を清潔にすることはその予防の第一歩です。歯科医院になかなか歯科医院に通えない方やそのご家族の方、一緒にこの危機を乗り越えていきましょう!
 
 
訪問歯科についてのご相談など、ぜひ気軽にお問い合わせください。
    
      
		
	  	2020年04月14日
     	感染予防対策について
 
こんにちは、歯科医師の林崎です。
 
本日は世の中が新型コロナウイルスで一色になっているなかで感染予防についての話をさせていただきます。
 
歯科医院の感染対策も注目されていますが、尾島デンタルクリニックは以前よりスタンダードプリコーションとしての取り組みをしてまいりました。
 
スタンダードプリコーションとは
「すべての患者さんが何らかの感染を持っているかもしれない」
と考え、滅菌体制を整えていくことです。
 
これは今までのウイルスはもちろん、新型コロナウイルスに対してもです。
 
もちろん、今回の新型コロナウイルスに対する取り組みとして、換気や飛沫対策などは更にレベルを上げて対応しております。
 
このコロナウィルスについては、終息宣言が出てくるのに時間はかかってくるでしょうが、治療はもちろん、メインテナンスなども全て先延ばしにしてしまうことは、若干危険ではないかと当院では考えています。
 
お口の状態によっては先延ばしに出来ない治療も多くあります。
 
また、痛みが出てきてしまったときには、その痛みに耐えながら、鎮痛剤のみに頼ることになるでしょう。
 
メインテナンスを行わず、口腔内の環境が悪化した場合には、もしも、コロナウィルスに感染し、人工呼吸器を使わなくてはいけなくなるときに、肺炎のリスクがさらに高くなってしまいます。
 
口腔ケアをしっかりと行うことで、インフルエンザの罹患率が下がることは広く知られていますが、コロナウイルスに対しても口腔内の環境が悪化して、免疫力が下がることはリスクが高いと感じています。
 
電車などの通院方法などにてリスクがある場合はどうしようもありませんが、当院の通われている方のほとんどは車で来られます。
 
可能であれば、メンテナンスは通える限りには行っておいた方が良い場合もあると言うことは、頭の片隅においておいていた方が良いように思います。
 
もちろん、今すぐではなくても来月などにご自身でそろそろという時期で構いません。
 
当院では、待合室やカウンセリングなども可能な限りリスクを下げるために、日々院内の感染対策をアップデートしております。
 
ご不明な点は遠慮なくお聞きください。