インビザラインと抜歯|群馬でマウスピース矯正
2022年10月7日
こんにちは、歯科医師伊藤です。
今回はマウスピース型矯正治療であるインビザラインと抜歯の関係についてお話しします。
矯正を始める際には必ず抜歯をしなければいけないのかな?痛くないのかな?と考える方が多いのではないでしょうか。
実際に当院に相談に来て頂く患者様の中にも抜歯をしたくない、抜歯するなら矯正をやめようと思う、という方もたくさんいらっしゃいます。
確かに歯を抜くということは、怖くて不安が大きいと思うので、私達歯科医師も患者様のお気持ちはすごく理解できます。
そのため、当院ではなるべく抜かない矯正治療を行えるようにお口の状態を診断し、計画を考えるように配慮しています。
しかし、中には抜歯をしないと綺麗な歯並びを達成できない方もいらっしゃいます。
そこで今回は簡単ではありますが、抜歯が必要になる場合、ならない場合についてお話しできればと思います。
抜歯が必要になる場合は、下の3パターンです。
①ガタガタが強い場合
歯のガタガタ(叢生)が強い場合は抜歯をすることで隙間を作り、ガタガタを治すように歯を並べる必要があります。
②上下の歯のバランスが悪い場合
上下の歯の本数が違ったり、上の前歯が下の前歯より大きく前方に出てしまっている場合などは抜歯が必要になる場合があります。
③親知らずが邪魔をしている場合
矯正治療の邪魔をしている親知らずがある場合は抜歯が必要になる場合があります。
上の3パターンの場合は基本的には抜歯が必要になることが多いですが、必ずという訳ではありません。
矯正治療には一人一人に合わせたゴールがありますので、抜歯をした場合しなかった場合などのシミュレーションを出して詳しく相談し、治療方法を検討することも可能です。
抜歯がネックで矯正治療を諦めてしまっている方も実は抜歯が必要ない場合もありますので、歯並びで気になる部分がある方や相談したい方はぜひご連絡下さい。
お待ちしております。