口臭について|太田市の歯医者
2022年04月12日
こんにちは、歯科医師の高橋です。
コロナウィルスの蔓延によって今までの生活がガラリと変わり、ストレスが多い日々が続いているかと思いますが、コロナウィルスに負けずに元気に生活していきましょう。
そんなコロナウィルスの蔓延によって欠かせなくなったものがいくつかあると思います。
手指消毒・体温測定・そしてなんといっても肌身離さずマスクが必要になりました。
これによって最近では「口臭」が気になって来院される方が増えているように感じます。
ということで、私の方では「口臭」について数回にわたってお話しできればと思います。
今回は「口臭」の原因について・・。
口臭において口腔内が関連するとされるガスが主に3つあります。
それが・・。
メチルメルカプタン
ジメチルサルファイド
硫化水素
これを産生する部位として、歯肉炎・虫歯・歯垢・歯石・合っていない被せ物・プラスチックの被せ物・口内炎・口腔癌・舌苔(舌の汚れ)などが挙げられます。
その中でも歯周病・舌苔が原因の多くを占めると言われています。
また産生されるガスは通常硫化水素が多いと言われていますが、歯周病のかたはしばしばメチルメルカプタンの割合が高くなります。
つまり、口臭が気になる方は歯周病治療と舌苔を落とすのが第一優先の治療になります。
しかし、歯周病はご自身の歯磨きだけでは改善するのが難しい疾患です。
口臭が気になる方は歯周病などの口腔疾患がある可能性もありますので、一度歯医者さんに行って口腔内をチェックしてもらってみてはいかがでしょうか。
当院では口臭検査機器を導入しているため、口臭に関連する三つのガスの数値の測定ができますので気になる方は一度ご来院ください。悩みが解決するかもしれませんよ!!