歯磨きについて
2020年06月8日
歯磨きについて
こんにちは、歯科医師の菅原です。
まだまだコロナで大変ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今まで僕は歯周病の話をしてきて歯周病の怖さやどの様な病気かわかっていただけたと思います。
今日は歯磨きの話です。
まず根本的な話ですが、歯磨きは口腔内の汚れを取るために行います。
口の中に汚れがあると早くて3日ぐらいでむし歯になると言われています。
むし歯になってからだと歯は、2度とむし歯前の状態に戻ることはないので、まずしっかり歯磨きをするということが歯科治療で大切です。
「むし歯になるの3日かかるならそんなに頻繁に磨かなくても良いじゃん」、て思う方もいるかもしれないですが、それは違います。
歯磨きはどんなにうまい人でも15%から20%の磨き残しがあると言われています。
毎回100%でやっても汚れが残っていることがあると言うことです。
要するに、1日3回の歯磨きを一生懸命やる事で限りなく汚れを0に近づけることが目標な訳です。
汚れをしっかり落とすためには、汚れが何処に溜まりやすいか知っている事も大切です。
汚れが残りやすい場所は歯の溝の部分、歯と歯の間、歯と歯茎の間です。
また患者さんそれぞれで汚れやすい場所も違うので、それぞれ衛生士が指導して行きます。
この汚れやすい場所を意識して磨きます。
そして歯ブラシだけでは、歯と歯の間の部分は磨き残しが多くなるのでしっかりフロスを使いましょう。
歯磨きは歯科治療の基本なので皆さん頑張って行なっていきましょう。
歯磨きの詳しい方法などを知りたい人がいらっしゃいましたら、当院の歯科医師、スタッフに遠慮なく聞いて下さい。