ほんとは怖い歯周病6
2020年01月7日
こんにちは。すっかり寒くなってきましたね。
皆さん風邪などは引いてないですか?
今回は歯周病の中でも特殊な歯周病の例を紹介したいと思います。
まずは親知らずの歯周病です。
「時々親知らずが痛くなることがあるんですけど」と来院される人の大半がこれです。
これは親知らずと奥歯の間に汚れが溜まることで起こります。
歯周病だけだとまだ良いですが、奥歯と親知らずの間がむし歯になっている事もあります。
こうなると治療法としては親知らずの抜歯という事になります。
親知らずを抜くと抜いた所は穴ぼこになるので、そこは深い歯周ポケットとして残る事もあります。
なので奥歯の遠い方はよく歯ブラシをしないとむし歯になったり、歯周病になったりするのです。
次に特殊な歯周病はインプラントの歯周病です。
インプラントはむし歯にはなりません。ですが歯周病にはなります。むしろ自分の歯と違い免疫が無いので歯周病には自分の歯よりも弱いと言えます。
なのでインプラントをするには自分で歯ブラシをしっかり行うことが出来ないと植える事が出来ないのです。
ただインプラントは現在ある治療法の中でベストな選択肢であることは変わりありません。
むしろデメリットは歯周病になるって事ぐらいで他の選択肢にはデメリットが多くあります。
(詳しくは別の機会に書きます)
インプラントが歯周病になると通常の歯と同じように抜け落ちてしまいます。
なのでインプラントを植えたら安心ではなく、しっかりセルフケアを行わないとですね。
今回は少し難しかったかもしれないですが、特集な歯周病について紹介しました。
何か質問があれば遠慮なく当院の歯科医師、スタッフにして下さい。