口腔乾燥症とムーカス
2019年09月26日
こんにちは、歯科医師の平形です。
突然ですが、最近、お口の中がヒリヒリするといった症状や、少し話しにくい、などと感じることはありませんか?
もしかしたら、それは唾液に問題があるかもしれません。
患者さんから、「お口が乾く」といった相談を受けることがあります。
唾液が減る理由としては、いくつあげることが出来ます。
加齢やストレス、お薬による影響も考えられるでしょう。女性はホルモンバランスも大きく影響します。
これらの理由で口腔の乾燥を訴える方は、「口腔乾燥症」が疑われます。
65歳以上の約4割が、この病気であると言われるデータがあるほど、実は多くの方が感じているお悩みといえます。
口腔乾燥症は大きく分けると2つに分けることが出来ます。
1つは、唾液の量が減少して症状が現れるケース。検査をして、基準値と比較することで、ご自身の唾液量を把握してみましょう。
尾島デンタルクリニックには、それを調べることができる”ムーカス”という機械も用意してあります。ピピッと数秒で、簡単に調べられる優れものなのです。
もう1つは、唾液量は正常値なのに、唾液の質が変わってしまって、症状が現れるケースです。こちらはムーカスでも判断されにくく、我々歯科医師がお口の中を診察し、唾液の性質自体を調べる検査を必要とします。
このケースは、患者さんご自身の全身的なご病気も影響していることが多いです。
どちらであっても、検査し、原因を探ることで、お悩みを改善することができるかもしれません。漢方などをオススメすることもあります。
まずは、すぐに調べることができる”ムーカス”で検査をしてみませんか?
もしお悩みの方がいらっしゃいましたら、平形まで声をかけてください。